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【映画レビュー】ジュラシックワールド

  • 部長
  • 2017年8月11日
  • 読了時間: 6分

お久しぶりです。暑さに参っております、部長です。今回は映画のレビューをしまーす!レンタルで借りたジュラシックワールド!借りたときは一年くらい前の映画かと思ってたけど2015年の映画なんですね。時が過ぎるのは早いですな^^; ちなみに自分はジュラシックパークは1しかちゃんとみたことないのです。前置きはこのへんにして、概要からいってみよ~~~

概要

イスラ・ヌブラル島で起こった「ジュラシック・パーク」の惨劇から22年後、インジェン社はマスラニ・グローバル社(マスラニ社)に買収され、島はサイモン・マスラニ社長の所有に渡る。マスラニ社は、故ジョン・ハモンドが夢見たテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を実現させ、今や世界中から毎日二万人の旅行者が訪れる人気の観光施設として成功を収めていた。

パークの運営責任者のクレア・ディアリングは、訪ねてきた甥のザックとグレイに構う間もないほど多忙な日々を送っていた。クレアは二人をアシスタントのザラに任せ、オーナーのサイモンと遺伝子操作によって生み出された新種のハイブリッド恐竜インドミナス・レックスについて話し合う。サイモンは、インドミナスを飼育するための防壁が適当かどうか、ヴェロキラプトル(ラプトル)の調教師であるオーウェン・グレイディに評価させるよう命じた。<Wikipediaより引用>

 

レビュー

では、ここから自分の言葉で感想を綴っていく。まず、私の個人的に趣向としてなにかメッセージ性やテーマが伝わるような映画が好きだ。逆に言えばアメコミのようなヒーロー登場→人々を守る→ヴィラン登場→ヒーロー挫折→最終的に勝つ→USA!!USA!! みたいなノリの映画はちょっと苦手だ。ジュラシックパークも1を観たとき子供ながら「ただのパニック映画」だなと思ってしまったわけだ。しかし、ジュラシックワールドを観たとき、これはただのパニック映画ではないと確信した。それは脚本の違いからなのか、単純に私の成長によるものかは定かではないがとにかくそう感じた。よって、この記事ではストーリーや内容より私が感じ取ったテーマ①生命の尊重と人間の驕り、②働く女性に対するアンチテーゼについて書かせて頂く。

①生命の尊重と人間の驕り

のっけから堅苦しいと思われるかもしれないが、初めに問題提起をさせて頂く。映画を観ている前提での投げかけになるが、一体全体この作品の悪者、敵は誰なのかということ。そしてヒーローは?正義の味方は一体誰だ?みなさんはどう考えますか?テーマパークに混乱を招き人々を殺したインドミナス・レックスが悪でしょうか。それを作ったヘンリー・ウー博士?

あくまで私の意見ですが、作中での善=生命に対する尊重及び興味であり、反対に悪=人間の驕り、及び生命に対する無関心だと思う。抽象的概念でまとめてしまったが、作中にはそれぞれの善悪を象徴する形でキャラクターたちが存在している。

・善を象徴するキャラクター

オーウェン・グレイディ

アメリカ海軍出身のナイスガイ。ホモに人気高そう。テーマパーク内ではラプトルの面倒を見ている。恐竜たちをひとつの生命として敬意をもって接している。物語中盤以降、遭難したザックとグレイの捜索をしたり、彼らを守る役割を果たす。クライマックスには訓練していたラプトルを手なずけ、ラプトルと一緒に暴走するインドミナス・レックスと戦う(援護射撃)。生存。

バリー

オーウェンの同僚。ラプトルの世話をしている人。イイヤツ。恐竜に敬意を示す。生存。

グレイ

作中に登場する兄弟の弟の方。恐竜大好きショタ。恐竜の知識も豊富。

生存。

・悪を象徴するキャラクター

ヴィック・ホスキンス

この悪そうな顔最高。オーウェンに従うラプトルを見て可能性を感じ、ラプトルを軍事的に利用しようとする野心家。死亡。

クレア

ザックとグレイの叔母。テーマパークの運営を管理している重職。ザックとグレイの面倒をみるように姉(兄弟たちの母親)に頼まれていたものの、仕事のため部下に任せる。恐竜たちをパークのアトラクションとしてしか捉えていない。生存。

ヘンリー・ウー

パークの遺伝子学者でパークの恐竜を実際に造っている。裏でヴィックと繋がっていて、インドミナス・レックスを独断で様々な生物のDNAを取り組んで開発した。人間には手に負えない怪物を誕生させた元凶。生存。

・中立なキャラクター

サイモン・マスラニ

テーマパークのオーナー。ヘリ無免許操縦おじさん。一見金儲け主義者に見えるが、それはあくまで経営者的視点で恐竜のことについてもある一定の敬意を示すシーンがある。こういう上司いたら楽しそう(笑)

死亡。

ザック

作中に登場する兄弟の兄の方。イケメン彼女持ちしかし免許落ち。恐竜に対する興味は薄いがテーマパークそのものはけっこう楽しんでたりする。寡黙で気怠そうな感じだが意外と弟思い。あと女好き。生存。

ざっと3つに分類しましたが、どうでしょうか?ちなみにこの中のキャラだったら私はダントツでマスラニ・オーナーが好きだ!破天荒なキャラいい。この俳優さん、トム・ハンクス主演「インフェルノ」にも登場していてすごくかっこいい演技してたのでぜひそちらもチェックしてはいかが?あとはザックも好き!かっこいい。

②働く女性に対するアンチテーゼ

このテーマは私の深読みなだけかもしれませんし、個人的に働く女性を批判する意図は一切ございません。

ということで第2に感じたメッセージはこちらですね!私はこの作品では意図的に女性がイヤな存在として描かれているような印象を受けました。逆に聞きます。この映画を観てこの女性キャラクター好き!いいなぁ!っていうのいました?私はNOです。強いて言うならばザックの彼女(笑)。しかも完全見た目で判断っていう。

なぜこのような印象を持ってしまうかというと、そもそも女性キャラクターが少ないというのは一つの理由でしょう。それと登場する女性キャラクターで恐竜に関心をもつキャラが皆無。これはある意味リアルを追求した結果なのかもしれん。男性の恐竜オタク(管理室のロウリー、グレイ)は存在しても、女性の恐竜オタクは作中にはいません。作中の女性は自分のこと(主に仕事)ばっかり頭でいっぱいで外(作中でいうと恐竜や自らの甥や任された子供)に目を向けようとしません。それを象徴するシーンとして、ザックとグレイが遭難してオーウェンが彼らの特徴を叔母にあたるクレアに聞き出そうとするのですが、クレアはグレイが何歳なのかはっきり分からず、オーウェンに自分の甥っ子なのに年齢も分からないのかと呆れられるという場面があります。仕事もいいけどたまに肩の荷をおろして広い視野をもっていこうではないかというメッセージかなと私は感じた。

 

以上です!長くなりましたが最後まで読んでくれた方、途中まで読んでくれたすべからく感謝であります。また記事投稿したらぜひ読んでくださいね~ See you!

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